7.2.4 専用請求書の作成

審査支払機関に提出する専用請求書の出力方法を説明します。
専用請求書の出力は「52 月次統計」業務より行うため事前にプログラムの登録が必要になります。

(1) 専用請求書印刷プログラムの登録

「01 業務メニュー」→「91 マスタ登録」→「101 システム管理マスタ」→「3002 統計帳票出力処理(月次)」より処理プログラムの登録を行います。
区分コードは任意の未使用番号(数字 3 桁)を設定します。
有効年月日は「Enter」を押し”00000000”~”99999999”とします。
(W10)システム管理情報-統計帳票出力情報画面で以下の内容を登録してください。
※「複写」(F5)を押し,(W19)統計帳票一覧画面からの複写設定もできます。

帳票名出産育児一時金請求書
プログラム名ORCBGCHILDBIRTH
パラメタ1請求年月   : YM(必須)
パラメタ2提出日区分  : PSN1(必須)
パラメタ3提出先    : PSN1(必須)
パラメタ4集計表/送付書: PSN1(必須)
パラメタ5医療機関情報 : YM(任意)

(2) 専用請求書印刷プログラムの実行

「52 月次統計」より出産育児一時金請求書のプログラムを選択し,パラメタ設定後処理を開始してください。

パラメタ説明
請求年月・・・・対象となる年月を指定します
        (出産育児一時金画面で入力した請求年月で対象患者を抽出します)
提出日区分・・・対象となる日を指定します。
提出先・・・・・0:社保及び国保
        1:社保
        2:国保
集計表/送付書・0:集計表(紙媒体),送付書(電子媒体)を両方作成する
        1:集計表(紙媒 1)のみ作成する
        2:送付書(電子媒体)のみ作成する
        3:作成しない
医療機関情報・・指定された年月の医療機関情報を参照します。

図 7.8

【月次統計でのパラメタ指定】

図 7.9

【処理結果画面】

処理が正常終了すると,パラメタで処理対象となった患者について,請求区分が「請求済」に更新されます。

専用請求書(出産育児一時金等代理申請・受取請求書)の記載例

図 7.10

「医療機関等所在地及び名称」の印字は「101 システム管理マスタ」-「1001 医療機関情報-基本」の医療機関名称,及び「101 システム管理マスタ」-「1002 医療機関情報-所在地,連絡先」の所在地より行いますが,「101 システム管理マスタ」-「1901 医療機関編集情報」の帳票別指定画面で“医保レセプト(入院)”に設定がある場合は,その設定内容を印字します。

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