7.1.2 入院登録後の変更
月途中の保険組合せの変更 | 入院期間中の保険変更により,保険組合せを変更する場合は,入院会計照会での保険組合せの一括修正行います。その後診療行為の保険変更が必要になります。 詳細は後述の診療行為入力の対処事例を参照してください。 |
労災保険と健康保険の変更について(健康保険で老人点数を算定する患者) | 労災入院の場合,老人年齢の患者でも一般の入院料を算定します。労災から健康保険,健康保険から労災への変更は入院会計照会で保険組合せの変更を行うと正しい入院料が算定できません。 変更後の保険に合わせた入院料を再度算定する必要がありますので,「転科・転棟・転室」で以下の手順で変更を行います。 (1) 「08 転科・転棟・転室」を選択します。 (2) 異動日を変更します。 (3) 保険組合せを変更します。 (4) 「登録」(F12)を押します。 |
担当医の変更 | 担当医の変更はどのタイミングでもできます。 「03 変更」を選択し,担当医を変更します。 |
特定入院料(入院料)の変更 | 老人特定患者,特定入院料を算定している患者で入院料の変更をする場合は,「08転科・転棟・転室」で以下の手順で変更を行います。 (1) 異動日を特定入院料の算定開始日に変更します。 (2) 特定入院料のコンボボックスから入院料を選択します。 (3) 「登録」(F12)を押します。 異動日を間違えた場合は「09 異動取消」を行い再度入院料の変更を行います。 |
検索時患者表示の変更 | 検索時患者表示の変更はどのタイミングでもできます。 「03 変更」を選択し,検索時患者表示を変更します。 |
他院・自院分の入院歴の変更 | 他院・自院の入院歴変更は変更しようとする入院歴が最新の歴である必要があります。 入院歴を作成後,入院登録を行った場合は入院取消をする必要があります。 入院登録後の場合は以下の手順で行います。 (1) 「05 入院取消」または「06 入院取消(会計含む)」を行います。 (2) 変更しようとする入院歴を選択します。 (3) 「F8 入院歴修正」を押します。 (4) 内容を変更します。 (5) 再度入院登録をします。 転科・転棟・転室があった場合は,再度入院登録を行った後「転科・転棟・転室」を行います。 入院登録前の場合の場合は以下の手順で行います。 (1) 「F8 入院歴修正」を押します。 (2) 内容を変更します。 入院歴修正では,初回・継続の変更はできません。初回・継続の変更をする場合は,同じ要領で「F 4:削除」を行い,その後正しい入院歴を作成します。 |
システム管理マスタで病棟・病室の施設基準(入院料湯,入院料加算等)を変更し有効期限を設定し変更した場合の注意点 | 入院会計は入院時に2 ヶ月間分を作成します。 この時,入院日の病棟・病室の設定を元に入院会計を作成します。入院日の翌月から病棟・病室に有効期限が設定されている場合は,変更前の基準で算定します。 この場合は変更の日付で「転科・転棟・転室」を同室へ行うことにより新しい基準で算定し直します。 次月で作成される月は自動で新しい基準で算定します。 |