7.1.1 入退院登録時
病室,入院日,初回・継続の 入力誤り | 入院日から再度入院登録を行い,正しい入院料の再算定を行います。 (1) 診療行為入力が無い場合 診療行為入力が無くすべてを削除して良い場合に「06 入院取消(会計含む)」を行います。再度入院登録を行います。 (2) 診療行為入力がある場合 診療行為入力がある場合は,診療行為を消さないように「05 入院取消」を行います。入力した診療行為と入院会計の保険と食事が残りますので,再度入院登録を行います。 転科・転棟・転室があった場合は,再度入院登録を行った後「転科・転棟・転室」を行いますが,診療行為の日付も間違えて入力されている可能性がありますので,その場合は診療行為入力画面または診療会計画面で日付の訂正を行ってください。 |
入院科の 入力誤り | 「転科・転棟・転室」でも対応はできますが,転科・転棟・転室歴が残ります。 この場合も再度入院登録登録を行い,正しい入院科での再算定を行います。 (1) 診療行為入力が無い場合 診療行為入力が無くすべてを削除して良い場合は「06 入院取消(会計含む)」を行います。再度入院登録を行います。 (2) 診療行為入力がある場合 診療行為入力がある場合は,診療行為を消さないように「05 入院取消」を行います。入力した診療行為と入院会計の保険と食事が残りますので,再度入院登録を行います。 入力済みの診療行為の入院科も間違って入力されている場合は診療行為入力または診療会計で訂正する必要があります。 転科・転棟・転室があった場合は,再度入院登録を行った後「転科・転棟・転室」を行います。 |
保険組合せの間違い | 入院料の算定は再度算定する必要がないので,保険組合せのみを変更します。 (1) 診療行為入力が無い場合 入院会計照会での保険組合せの一括変更のみを行います。 (2) 診療行為入力がある場合 入院会計照会での保険組合せの一括変更を行います。 その後診療会計照会画面の「保険一括変更」を行い,入力済みの診療行為の保険組合せを変更します。 詳細は後述の診療行為入力の対処事例を参照してください。 |
特定入院料(入院料)の選択ミス | 「転科・転棟・転室」で訂正できますが,誤った歴が残ります。この場合も再度入院登録を行います。 (1) 診療行為入力が無い場合 診療行為入力が無くすべてを削除して良い場合に「06 入院取消(会計含む)」を行います。再度正しい入院料を選択し入院登録します。 (2) 診療行為入力がある場合 診療行為入力がある場合は,診療行為を消さないように「05 入院取消」を行います。入力した診療行為と入院会計の保険と食事が残りますので,再度正しい入院料を選択し入院登録を行います。 転科・転棟・転室があった場合は,再度入院登録を行った「転科・転棟・転室」を行います。 |
転科・転棟・転室の異動日の間違い | 「09 異動取消」を行います。異動する直前の状態に戻ります。 「09 異動取消」は直前の異動内容から取消をしていきます。複数回異動取消を行った場合は,正しい異動取消をした分だけもう一度「09 転科・転棟・転室」を行う必要があります。 |
入院日の異動処理 ( 転 科 ・ 転棟・転室)に関する操作についての注意事項 | 入院後に異動日の指定を入院日として転科,転棟,転室処理で保険組合せの変更を行った場合,その後の異動取消しで会計上の保険組合せが正しく戻らない場合があります。 入院時点で初期登録した保険組合せを入院日から変更し更に取消しを行う場合は,入院取消し後に再度正しい保険組合せで入院登録を行うようにしてください。 |
入院登録後,「特定入院料算定後に入院料未算定日があります。異動処理を行い入院料を算定してください」のメッセージが表示された場合 | 療養病棟入院基本料または有床診療所療養病床入院基本料に特定入院料が設定されている病室へ,特定入院料での入院登録を行なった場合に表示されます。 特定入院料の算定上限日数までを算定します。「転科・転棟・転室」を行い,上限日数を超えた日からの入院基本料を算定し直してください。 |