2.2.1 入院会計照会-カード入力画面の概要

入院基本料,入院基本料加算,「医療機関情報-入院基本」で設定した診療行為コードをカレンダー式で表示します。診療行為の回数変更,入力できます。

<画面の呼び出し>

「32 入院会計照会」を選択し,「Enter」を押すかマウスでクリックします。

図 2.39

<患者の呼び出し>

患者番号を入力します。「Enter」を押します。「氏名検索」(F9)から検索もできます。

図 2.40

<画面の説明>

患者番号を入力後「Enter」を押すと,当月の入院会計を表示します。
診療月は「前月」(F6),「次月」(F7)を押すまたはクリックすることで変更できます。また,診療年月を直接入力し変更することもできます。
対象の年月に診療行為が無い場合はメッセージが表示されます。

<画面項目の説明>

項目 説明
入院日 今回の入院日を表示します。
退院日 退院日が表示されます。
日数 今回の入院日から当日までの通算日数が表示されます。
通算日数 過去に自院での入院があり,今回入院が継続の入院となる場合に初回入院からの通算日数が表示されます。
91 日以上 入院日起算日から通算して91 日目を表示します。
老人特定入院料開始日の基準となる日付表示のため他院歴は含みません。

注意

老人特定入院料の対象外の入院基本料(精神病棟等)を算定している期間も通算しています。

180 日以上 入院日起算日から通算して180 日目を表示します。
180 日超の選定入院料開始日の基準となる日付表示のため他院歴も含んだ日付を表示します。
最終入院 入院中の病棟,病室を表示します。
退院後は退院時の病棟,病室を表示します。
病棟入院日数 今回入院分についてシステム日付までの病棟単位の入院日数を表示します。
入院歴作成機能での登録分は表示しません。
(病棟が確定できないため)
同一病棟で有効期間を分けて異なる短縮病棟名を登録されている病棟に引き続き入院している場合は,病棟名及び日数表示をそれぞれ表示します。
病棟表示は最大6 件までを表示可能とし,7 件以上となる場合は“その他計”としてまとめた日数表示を行います。

<ファンクションキーの説明>

項目ファンクションキー説明
戻るF1前画面に戻ります。
プレビューShift+F1入院レセプトをプレビュー表示します。
クリアF2画面をクリアします。剤番号が変更欄に選択された状態では,剤番号をクリアします。
前回患者F3直前の患者番号を呼び出します。
チェックShift+F32 ヶ月の診療内容を表示します。
剤変更F4選択した剤内容を変更します。
コメントShift+F4(C50)コメント入力画面に遷移します。
食事
(外泊)
(室料差額)
F5室料差額を表示しているコラムリストの表示内容を変更します。
ボタンを押すたびに,「食事」,「外泊」,「室料差額」の順で各区分の説明をコラムリストに表示します。
ADLShift+F5医療区分・ADL 区分登録画面へ遷移します。「101 システム管理マスタ」-「5000 医療機関情報-入院基本」のADL 入力区分を「1 する」に設定した場合にボタンが有効になります。
前月F6診療内容表示を前月に移動します。
次月F7診療内容表示を次月に移動します。
入院中の患者で次月分の会計データが無い場合は,会計データの作成をします。
入院登録時は入院日から2 カ月分の会計しか作成しないため入院期間が長期に渡る場合は該当患者で必須の処理になります。
新たに作成された会計データの保険組合せは既存の会計データ最終日の情報から再セットを行い,食事は「システム管理‐5000 入院基本情報」の設定にしたがい作成します。
変更確定F8変更された剤の回数を確定します。
氏名検索F9(P97)患者検索一覧画面に遷移します。
予約登録F10(Y01)予約登録画面に遷移します。
受付一覧F11(U01)受付一覧画面に遷移します。
登録F12変更後のデータの更新を行います。

<カレンダー表示内容>

入院基本料,入院基本料等加算,外泊,室料差額,食事,保険組合せの情報が表示されます。右側のスクロールバーで画面を縦スクロールできます。

ヒント

保険組合せ番号が 3 桁になるばあいは,下 2 桁の表示を行います。

<変更入力欄>

項目説明
変更番号変更したい剤番号を入力,またはマウスでクリックします。剤番号と診療行為名が複写されます。
診療回数選択された剤内容が自動で複写されます。
一括修正選択された剤の算定回数を連続した期間で一括変更します。

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