3.1.2 事前準備
すべてのチェックを行うにはチェックマスタの作成が必要
診療内容と病名の照らし合わせや算定漏れのチェックは各医療機関ごとにチェックマスタの作成を行う必要があります。患者の基本情報はチェックマスタの作成は不要です。
あらかじめチェックマスタの作成が必要な項目は
8 薬剤と病名
9 診療行為と病名
10 薬剤と併用禁忌(※1)
11 診療行為の併用算定
15 投与禁忌薬剤と病名
16 診療行為どうしの算定漏れ
17 病名と薬剤
18 病名と診療行為
19 薬剤の月上限回数・総投与量
チェックマスタを作成していない場合は,チェックを行っても結果が印刷されません。
※1 標準提供されている相互作用マスタは「10 薬剤と併用禁忌」でチェックをします。
ヒント
チェックマスタを登録するには【5.4 チェックマスタ】を参照してください。
ヒント
「8 薬剤と病名」,「9 診療行為と病名」のチェックは,適応病名マスタを取り込めます。
業務メニュー「52 月次統計」の適応病名情報更新(薬剤),適応病名情報更新(検査)を実行すると,入力CDが設定済みのコード,「21 診療行為」の(K02)診療行為入力画面で入力履歴があるコードを対象に,適応病名マスタからの直接データチェックを行う設定をします。
「52 月次統計」業務の操作,設定方法は【3.6 月次統計】,【5.1 システム管理マスタ】の【3002 統計帳票出力情報(月次)】を参照してください。
システム管理によるデータチェックの設定
「1100 データチェック機能情報」・・・・ 地方公費の受給者番号・負担者番号チェックの設定
「1101 データチェック機能情報2」・・・ データチェック・チェックマスタ全般の設定
「1102 データチェック機能情報3」・・・ 記号番号チェックの設定
ヒント
印刷順の初期表示は「5.1システム管理マスタ」-「1101 データチェック機能情報2」で設定できます。
各設定内容は【5.1 システム管理マスタ】を参照してください。