(8) 麻酔料

(8)-1 診療種別区分

内容診療種別区分
麻酔.540
麻酔薬剤.541
麻酔材料.542

麻酔料では3つの診療種別区分があります。
通常は麻酔の「.540」を入力しますが,手技料とは別に処置薬剤のみや処置材料のみ入力するときに表のような
診療種別区分を入力します。

(8)-2 入力形式

「診療種別区分」
「時間加算区分」△「麻酔手技コード」△「時間または回数」
「麻酔加算コード」
  :
「薬剤コード」△「数量」
  :
「薬剤コード」△「数量」
「材料コード」△「数量」
  :
「材料コード」△「数量」*「回数」

になります。
時間または回数が1の場合は省略できます。数量が1の場合は省略できます。回数が1の場合は省略できます。
診療種別区分は省略できます。ただし,剤終了の判別は回数の入力によるか,診療種別区分の入力により判定しますので場合によっては省略できないこともあります。診療種別区分を省略した場合,手技料は手技コ-ドで入力してください。

(8)-3 主な自動算定

自動算定を行うのは次の項目です。

6歳未満乳幼児加算
酸素補正率
時間外加算等(環境設定の設定による)

( 注意)これらの自動算定を行う診療行為を検索して手入力は行わないでください。

(8)-4 入力例

<例1>静脈麻酔を深夜に行った場合

注射用チオペンタールナトリウム 500mg 1管

1. 診療種別区分,深夜の時間加算区分コード,静脈麻酔の診療行為コードを入力します。
2. 麻酔の深夜加算コードを自動発生します。

なお,診察料(この場合は初診料)に時間外区分コードが入力済みの場合は,手術の手技料を入力した時点で「時間外加算」のコードを自動発生します。
また,環境設定(F6)で時間外区分の設定が済みの場合は,診察料と時間外加算等が算定できる診療行為コード(この場合は静脈麻酔)に時間外加算等を自動発生します。

3. 次に注射用チオペンタールナトリウムの薬剤コードを入力します。数量入力を要求してきますが今回は1管ですから省略できますのでそのまま「Enter」を押します。

図 2.703

<例2>3歳未満の乳幼児に,休日に閉鎖循環式全身麻酔を行った場合

麻酔の時間は3時間20分(200分)
フローセン 45ml
酸素ボンベ・小型(酸素補正率1.3倍) 1000リットル

以下は,時間外加算の算定に診療行為コード(手技料)の前に休日の時間外区分を入力した場合の入力例です。

1. 診療種別区分,閉鎖循環式全身麻酔4の診療行為コードを入力します。
2. 3歳未満ですので「幼児加算」と,診察料(この場合は再診料)に休日の時間外区分を入力しているため,麻酔の休日加算を自動発生します。
3. 閉鎖循環式全身麻酔の時間を分単位で数量に入力します。
4. 麻酔薬剤のフローセンと麻酔薬剤の酸素を入力します。
5. 酸素を入力したとき,酸素補正率は自動発生します。

図 2.704

<例3>閉鎖循環式全身麻酔等の入力

閉鎖循環式全身麻酔,気管内チューブ挿入吹送法麻酔,ノンレブリージングバルブ麻酔について複数の麻酔が実施された場合は基本点数の高いコードより順に入力を行ない,麻酔時間は合算した値を数量に入力します。

【麻酔例】
閉鎖循環式全身麻酔5(麻酔困難な患者) 8分  (基本点数  8300点)
閉鎖循環式全身麻酔3(麻酔困難な患者) 55分  (基本点数  12450点)
閉鎖循環式全身麻酔2(麻酔困難な患者) 144分  (基本点数  16600点)
閉鎖循環式全身麻酔3(麻酔困難な患者) 55分  (基本点数  12450点)
閉鎖循環式全身麻酔5(麻酔困難な患者) 8分  (基本点数  8300点)

【入力例】

図 2.705
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